ミシン糸と手縫い糸の違いって、知ってましたか?
私は数年前まで知りませんでした。
ある日ふと、何が違うんだろう?と突然疑問に思ったんですね。ミシン糸と手縫い糸をしみじみと見比べてみると、両方ともポリエステル100%と書いてあるし。
疑問に思ったことは検索すれば、すぐに答えが見つかります。世の中便利になりました。
ミシン糸と手縫い糸の違いは「撚りの方向」なんだそうです。
ミシン糸は構造上、左撚りにすることで糸切れが起こりにくくなっています。
https://www.fjx.co.jp/learn/t_detail03.html
手縫い糸は、手の動きに合わせて、糸がよじれにくい右撚りになっています。
手縫いをする時は、手縫い糸と書いてあるものを使うべきなのだ…と、なんの疑いも持っていなかった私。ここで新たな疑問が沸いてきました。
左利きは手縫いの時、どっちの糸を使えばいいの?
私は左利きです。字は書き順が大事だから、と幼い頃に字だけは右手に矯正しましたが、それ以外は自由にさせてもらいました。なので、純粋な左利きというよりも両利き。そこそこ器用な方だと思います。右手がふさがっていれば、左手で字を書くこともできます。右手に比べるとヘタですけど。
早速、どちらを使ったらいいのか検索した結果、「左手で手縫いをする時は左撚りのミシン糸のほうが縫いやすい」という情報にたどり着きました。
なんだかすとんと腑に落ちました。ずっと、手縫いが苦手だったんです。
糸の選択を間違っていたのです。
そして小さくガッツポーズをしました。
生地に合わせて少しずつミシン糸を買い足してきたので、現状、手縫い糸よりはミシン糸のほうが色数が豊富です。ボタン付けやなんかのためだけに手縫い糸を買う必要はない…なんて、これは朗報。
左利きで苦労することも日常生活の中ではあったりしますけど、これに関しては左利きで良かった!
できれば学校の家庭科の授業のときに教えてほしかったですけど。